日本政府が10月11日から新型コロナウイルス感染症の水際対策を大幅に緩和することを受け、韓国の航空各社が日本路線の運航を大幅に増やす、と聯合ニュースが報じた。個人旅行の受け入れなども解禁されたため、韓国では日本行き航空券の予約も大きく伸びている。

聯合ニュースによると、最大手の大韓航空9月27日10月11日から仁川(ソウル)と成田(東京)、大阪を結ぶ路線をそれぞれ週7往復から週14往復に増便すると発表した。仁川~福岡線は10月14日から週3往復の運航を再開し、10月30日からは毎日運航する。

仁川~札幌線は10月30日から運航を再開。仁川~名古屋線11月から1往復増便して週5往復とし、12月からは毎日運航する。釜山~成田線10月13日から週4往復増やして7往復とする。

大手のアシアナ航空10月30日から、仁川~成田線を週10往復から12往復に、仁川~大阪線を週7往復から10往復に、仁川~福岡線を週3往復から7往復に、仁川~名古屋線を週2往復から3往復にそれぞれ増便する。都心部へのアクセスに優れた金浦(ソウル)~羽田線も増便を計画している。

アシアナ航空は、新型コロナ流行前の2019年夏季には日本路線を週143往復運航していたが、現在はコロナと両国間のビザ免除停止による需要急減で週29往復の運航にとどまっている。10月の増便を皮切りに、年内に日本路線の運航をコロナ前の4割水準に回復させる計画だ。

格安航空会社LCC)のチェジュ航空も10月1日から、仁川と成田、大阪、福岡を結ぶ路線をそれぞれ1日2往復に増便する。10月30日からは、20年3月に停止した金浦~大阪線と仁川~札幌線をそれぞれ週7往復運航する。

一方、予約サイトのインターパークが日本の緩和発表直後の9月23~25日のデータを前週の同期間と比較したところ、日本行き航空券の予約件数は268%、日本旅行商品の予約件数は204%それぞれ増加した。

インターパークが運営する旅行プラットフォームのトリプルでも、航空券の予約件数と取引額がそれぞれ1200%以上激増した。インターパークによると、日本への自由旅行が可能になることで、航空券、パッケージツアーなどすべてのカテゴリー日本旅行商品の伸びが目立っているという。(編集/日向)

日本政府が新型コロナの水際対策を大幅に緩和することを受け、韓国の航空各社が日本路線を大幅に増便する。個人旅行なども解禁となり、日本行き航空券の予約も大きく伸びている。写真は韓国の航空会社。


(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>

やっぱ緩和なしで。