最新システムソフトウェアiOS 16の目玉機能である「ライブアクティビティ」が、開発者向けのiOS 16.1ベータ版で有効になったことが明らかとなりました。

Image: Paul Bradford

 

ライブアクティビティとは、iPhoneロック画面で配車サービスやデリバリーの状況を確認したり、スポーツの試合の途中経過をフォローできる機能です。アップルは本機能がiOS 16.1から利用できると約束していましたが(現状のiOS 16.02では利用できず)前段階のベータ版で準備が確認されたことになります。

 

特にiPhone 14 ProおよびiPhone 14 Pro Maxでは、ライブアクティビティはDynamic Islandと統合されています。つまりディスプレイ上側にある横長の窓に、小さなスコアボードが表示されるというわけです。

 

例えばプレミアリーグの試合中、Dynamic Islandでは各クラブゴール数がリアルタイムで更新されます。さらに長押しするとDynamic Islandが広がり、経過時間と実況が表示されるしくみです。iPhoneロックされている場合は、代わりにウィジェットスコアが表示されます。

 

iPhoneロック解除されているときも常にスコアボードが表示されるのは、Dynamic Islandを搭載したiPhone 14 Pro/Pro Maxだけ。他のiPhone 14とiPhone 14 Plus、それ以前のモデルでは、ライブアクティビティはロック画面だけに限定されます。

↑こんな感じ

 

この機能をiOS 16.1ベータ版で試すには、Apple TVアプリを開き、サポートされている試合の「フォロー」ボタンタップします。アップル公式発表では、正式配信の時点では米国、カナダオーストラリア、英国、ブラジルメキシコ、日本、韓国ユーザー向けにMLBの試合などで利用できるとのこと。今後、他のスポーツリーグにも広がる可能性があります。

 

ライブアクティビティAPIは、年末にはサードパーティの開発者にも利用できる見通しです。iPhone 14 Proモデルユーザーは、他のアプリを使いながら試合結果を追うのが便利になりそうです。

 

Source:MacRumors

iPhone 14 Pro/Pro Maxではスポーツの試合結果が「Dynamic Island」でリアルタイム更新! iOS 16.1から


(出典 news.nicovideo.jp)


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