脱炭素な社会では巷を走るバイクもいずれこんなフォルムになるんだろうか?
「ディストピアめいた景色に合う」「サイバーパンクっぽくてクール」と評判のバイクの名は「 Hydra(ハイドラ)」。3人のデザイナーが思い描いた未来の電動バイクだ。
SDGsへの取り組みでも注目のクリーンなエネルギー、水素燃料電池が主流になった時代。そんな世界を夢想させるメカメカしいコンセプトバイクの映像をみてみよう。
【画像】 動力源が水素燃料電池のバイク「Hydra(ハイドラ)」
YDRA | Concept Motorcycle short film | Made with blender
ディストピアめいた空気がうかがえるこちらの世界において、リチウムイオン電池で走るバイクは過去のもの。
動力源が水素燃料電池の電動バイクHydra(ハイドラ)は、有毒ガスや液漏れの心配などない。熱と水のみを放出する。
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どこかレトロでメカメカしいクールなバイク。このフォルムを思い描いたのはアントン・グゾフ、アントン・ブルソー、アンドレ・テイルフォースの3人のデザイナーだ。
オープンソースのCGソフトでリアルな走りを構築
動作のシミュレートに用いられたのはBlender 3D 。VR、視覚効果、3D モデリングなどに特化したオープンソースのCGソフトだ。
その結果、ほの暗い地下のハイウェイを飛ばすHydra(ハイドラ)のリアルな走りが構築され、人工的で冷ややかな近未来をうかがわせる映像が完成した。
3人のこだわりなのか、デザインの随所にサイバーパンクの美学がちりばめられている。
Hydrogen Motorcycle Concept Hydra AAA 01 by Anton Guzhov, Anton Brousseau, Andre Taylforth
バイクの外装はロボットをイメージした構造とカーボンファイバーのゴツめなコーティングを組み合わせたものだという。
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車体前部が分厚いボックス型なのはは水素燃料電池の装填するため。そこから後ろに張り出すエンジンはコンパクトで、シートの下部に横たわるよう配置されている。
デザインが変わる?水素電池が主流の次世代コンセプト
従来にない大胆なフォルムが斬新で、SFめいた妄想がはかどる次世代コンセプト。というか水素エネルギーが使えるとこんなデザインもありになるのかそのへんもちょっと気になっちゃうな。

まああれだ。現在直面してる持続可能性の課題もさることながら、これからのモビリティに夢を馳せるのもまた一興。これから先どんなバイクが登場するのか楽しみだわ。
References:designboomなど /written by D/ edited by parumo

(出典 news.nicovideo.jp)
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